4月下旬、コロナ禍の中で弘前さくらまつりが開催されました。
当時は県内のコロナ感染者が増えつつあった状況で、開催はかなりの賛否両論でした。
お祭り開催後に県内の感染者が増加したこともあり、さくらまつり開催の是非がニュースなどで色々と議論に。
それゆえに若干お祭りに行ったことが話題に出しにくい雰囲気だったため、感想などを載せる事をなんとなく自粛していました。
(関係ないけどつられてなんとなくブログの更新自体もサボっていました)
この記事を書いている前日の6月14日、久しぶり(3月29日以来77日ぶり)に県内の感染者が0人になったという報道がありました。
まだまだ警戒が必要なのはもちろんですが、さくらまつりにとコロナに関してはひとまず一区切りと考えていいかなと思い、今更ですが写真と感想を載せたいと思います。
まずは桜の写真です。



個人的に一番好きなのは西堀の桜。
何度見てもお堀と桜のコントラストがとても綺麗です。




有料区域の植物園内にはいろいろな品種の桜がいます。
樹ごとの色の差を見ることができてこちらも楽しいです。



夜は夜桜のライトアップ。
私のスマホカメラの限界でこれでもあまりきれいに撮れていないくらいなのですが、生で見ると本当に美しいです。
綺麗すぎて感動するって本当にあるんだなと実感できる景色です。
食べものもあります。お祭りだもの、個人的に屋台のごはんは欠かせません。
今年はコロナ対策のため食べ歩きが全面禁止で、指定の専用スペースでのみ飲食可でした。


定番の屋台アイスと、武徳殿休憩所の喫茶店のアイス(抹茶とさくら)
屋台のアイスは食べ歩き防止のためか普段は付いていない蓋がついていました。
見ての通りコーンと同じようなやつなので食べられます。
休憩所のアイスは香りが良くてめちゃくちゃ美味い。


そして三色団子とさくらあんのお団子に、黒こんにゃく。
いろいろと食事には気を使う状況でしたが、これだけは食べたかった。
コロナ対策としては上記のように飲食スペースの指定のほか、入場時に検温と住所氏名を記入することや、一部区間(主に西堀のあたり)の一方通行、ライトアップ時間の短縮など、いくつかの対応がなされていました。
かなり気を使って運営されていたとは思うのですが、それよりなにより人が少なかった。
私は数年前の通常のさくらまつりにも何度か来たことがあるので、それと比較すると圧倒的に静かで穏やかなお花見でした。
公園の周辺では大きなキャリーケースを持っている人がいたりホテルに行く人がいたりと「完全に地元民のみ」とはいいがたい様子でしたが、それにしても人が少なくいつものさくらまつりとは全く違う様子でした。
あまりこういうことを言っていいのかは微妙なところですが、お祭りとしては寂しいもののお花見としては過去最高でした。
静かにゆっくりと桜を堪能することができました。
他の人と密になる状況もほぼなかったので、公園の散策のみで直行直帰ならリスクは少なかったんじゃないかとも思うのですが、どうなんでしょう。
昨年は公園全体が閉鎖されて見られなかったので、本当に個人の感想としては祭りが開かれて桜が見られて良かったなと思います。
でもコロナの状況もあって手放しに誉められないのもわかるので、難しいところですね。